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入居審査時間かかりすぎ!1週間以上待たされる理由は?落ちる?

入居審査で待たされる理由

賃貸を契約するのなら、身内所有の物件でない限りほぼ必ず「審査」を行わなければなりません。

そして、肝心の結果が出るまでに1週間以上待たされるケースもあり、「審査に落ちたかもしれない」とナーバスになってしまう方も多いでしょう。

そこで本記事では、入居審査に時間がかかりすぎる主な理由や、具体的な審査のプロセスを解説します。

現在連絡がこないで不安な日々を過ごしている場合は、ぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • 入居審査は収入バランスや連帯保証人との関係性によっても審議に時間を要することがある
  • 不動産会社か自分のミスで連絡が取れていないケースも多い
  • 入居審査がスムーズに運べば2~3日程度で完結する
目次

入居審査に時間がかかりすぎる4つの理由

入居審査に時間がかかりすぎる理由

ここではさっそく、入居審査に時間がかかっている際に考えられる理由を4つ解説していきます。

中には「自分が連絡に気づいていないだけ」というケースもあるため、しっかりチェックしておきましょう。

収入に対して家賃の比重が大きい

収入と家賃のバランスは家賃保証会社が特に重視する審査項目であり、一般的には額面の30%内が適正範囲とされています。

ポイント

額面とは:勤め先の給与、あるいは収入から税金や保険料を控除する前の総収入。手取りに直すと当然目減りするので、物件探しでは「額面ではなく手取り」で計算するのがおすすめ。

一方、月収24万円の方が8万円前後の物件を希望するといった、いわゆるギリギリなラインの場合、以下のようなリスクを懸念するのです。

家賃保証会社が考えるリスク
  • 毎月降りかかってくるコスト(家賃)をきちんと支払えるのか
  • 生活費や交際費を削えば賄えるとしても、最終的に支払いが滞るかもしれない

したがって、家賃保証会社が「収入と家賃のバランス」を熟考していると、入居審査に時間がかかるケースがあり、申込人が行えるアプローチは基本的にありません。

ただし、きちんと審査テーブルに乗っていれば、不動産会社が窓口となって追加質問を行う可能性もあるため、その際は素直に現状を話しましょう。

連帯保証人との関係性が遠い

家賃保証会社が主流の昨今は比較的少数派な事例となりますが、申込人と連帯保証人の関係性によっても、審議が長引いて結果連絡が遅れる可能性があります。

ポイント

連帯保証人とは:賃借人が家賃を負担しきれなくなった場合、代わりに支払い義務を背負う保証人制度。家賃保証会社を利用すれば基本的に必要とされない。

たとえば、必要要件を満たす親族で、電話確認などにもしっかり対応しているのなら問題ないでしょう。しかし、親や兄弟がいるにも関わらず、友人を連帯保証人に立てている場合は、次のポイントに注意しなければなりません。

関係性が遠い人物を連帯保証人にしている場合
  • 親族への変更を求められる可能性がある
  • 連帯保証人を親族に頼めないか、という旨の問い合わせが入る

また、友人を連帯保証人にすること自体は禁止されていないものの、安定的な収入を稼ぎ、尚且つ近場に住んでいなければ否決となるケースがある点にも注意してください。

不動産会社がミスをした

不動産会社も1人の人間となるため、つい審査機関への書類提出を忘れてしまった、ということもあり得るでしょう。

不動産会社にありがちなミスの事例
  • 年末から春先にかけての繁忙期でバタバタしている
  • 回線の不具合で家賃保証会社にFAXが届いていなかった
  • 家賃保証会社へのメールに書類を添付し忘れた
  • 事務員さんへの引継ぎ不足

にわかには信じがたいイージーミスですが、誰にでも起こる可能性があるため、手続きしてから2~3日おきに確認の連絡を入れるのもおすすめです。

申込人の手間は増えてしまう一方、「審査に落ちて連絡がこないわけではない」ので、逆転の発想でポジティブに捉えていきましょう。

不動産会社からの電話にでていない

賃貸契約の審査では、書類を精査した後に電話確認を取るのが基本です。しかしながら、未登録番号を知らぬ間に着信拒否している方も多く、きちんと対応しないばかりに自分自身で審査を長引かせているケースもあるのです。

不動産会社から電話がくる場面
  • 追加書類の要求
  • 提出書類に不備があった
  • 審査通過の連絡

当然、後から電話にでられれば一件落着となる一方、1週間前後気が付かなければ不動産会社によってキャンセル扱いにされる可能性もゼロではありません。

スマホの設定を変えるだけで解消できるポイントなので、もし現在審査が長引いているのであれば、念のためチェックしておいた方が良いでしょう。

賃貸契約の入居審査で押さえておくべきポイント

賃貸契約の入居審査で押さえておくべきポイント

ここからは、賃貸契約の入居審査で押さえておくべきポイントを確認していきます。

審査期間中を焦らず落ち着いて過ごすためにも、ぜひ参考にしてください。

一般的な審査の所要期間は2~3日

入居審査は、書類に不備がなく申込人の状況にも問題がなければ、2〜3日ほどで結果がでるでしょう。

具体的な流れとしては以下の通りであり、不動産会社へ書類を提出した時点でスタートします。

入居審査の流れ
  1. 不動産会社の担当に申し込み書類と身分証明書を提出
  2. 営業担当が管理会社とオーナーへ入居申し込みが入った旨を連絡
  3. ②と同じタイミングで家賃保証会社に書類一式を送る

ゴールデンウィークやお盆などのまとまった休みでは、最終的な決定権を持つオーナーと連絡がつきにくくなる可能性はありますが、保証会社と不動産会社が長期連休を取ることは基本的にありません。

そのため、オーナーの確認に時間を取られるケースはあっても、通常、業者側の審査だけなら比較的早い段階で終わるはずです。

審査の依頼先によって見られる内容は異なる

入居審査といえば家賃保証会社ばかり気にしがちですが、実際にはオーナーと管理会社も違う視点から申し込み人を見定めており、それぞれにきちんと対応しなければなりません。

審査の依頼先審査で見る内容注意するべきポイント
家賃保証会社・家賃を建て替える立場上、支払い能力を重要視
・きちんと連絡が取れるかどうかもチェック
・電話にて収入面や勤続年数を明確に伝える
・できる限りすぐ電話にでる
管理会社・オーナーへ報告するために人柄を重視
・引っ越し理由や居住人数を聞かれる
・申し込み人に非常識な言動が多いと保証会社へNGの依頼をだすことがある
・ヒアリングに対してハキハキと答える
・にこやかに会話して明るい印象を持ってもらう
オーナー・管理会社と保証会社の審査結果を基に決定を下す
・経済面のチェックは業者に任せているので基本的に重視しない
・人柄を最も確認する
・物件によっては退去するまで会わないこともある
・トラブルを起こさないような人柄と理解してもらう

上表の通り、3つの依頼先のうち1つでもNGとなれば否決になってしまうので、フランクすぎるやり取りは控えた方が良いでしょう。

ただし、よほど言動が非常識でなければ基本的には問題ないため、過度に緊張する必要はありませんよ。

入居審査に時間がかかりすぎる時は不動産会社に確認しよう

入居審査に時間がかかりすぎる時は不動産会社に確認

本記事では、入居審査に時間がかかりすぎる4つの理由や、基本的な流れについても解説してきました。

入居審査に時間がかかる理由
  • 収入と家賃のバランスで決めかねている
  • 連帯保証人との関係や人柄
  • 不動産会社がミスをした
  • 不動産会社からの電話にでていない

入居審査は通常2~3日ほどで完了することから、1週間待たされているのなら、上記のどれかに当てはまっている可能性があります。

少しでも不安を解消するためにも、まずは不動産会社に一報入れてみてください。

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