賃貸物件を探していると「賃貸仲介手数料無料」という、にわかには信じがたいワードを目にすることも多いでしょう。
しかし、一見すると大変魅力的に思える一方、「なぜ無料になるのか」「詐欺じゃないのか」と不安に思う方も少なくありません。
結論から言うと違法性はありませんが、いくつかのポイントに注意しなければなりません!
そこで本記事では、賃貸仲介手数料が無料の理由や契約時の注意点を解説します。
- 賃貸仲介手数料が無料の物件には2つのからくりがある
- 手数料がかからない分、3つのポイントに注意が必要
- 「まるなげ賃貸」ならどんな物件でも手数料無料で契約できる
まるなげ賃貸は全物件を賃貸仲介手数料無料で借りられます!以下記事で詳しくチェックしてみてください。
賃貸仲介手数料が無料なのはなぜ?からくりと注意点を知ればお得に契約できる
賃貸仲介手数料が無料になるからくりは、大きく分けて以下2通りとなっており、物件の探し方次第では誰でもコストを削減できます。
- 広告料(AD):大家・管理会社から支払われる広告料で仲介手数料分をカバーしている
- 自社管理物件:自社管理物件の場合は大家からも仲介手数料をもらえるので借り手の分を無料にできる
また、不動産会社自体が所有する「リノベーション物件」なども仲介手数料がかからないケースが多いですが、こちらは比較的少数派といえるでしょう。
広告料については以下の記事で詳しく解説しています。
一方、仲介手数料無料の物件は次のようなポイントに注意する必要があり、逆に部屋探しの効率を下げてしまう可能性もあるのです。
- 手数料無料の物件自体がそこまで多くない
- 物件の条件が良くないケースがある
- 申込みが入りやすい
通常よりもコストが安い分、築年数やアクセスといった条件が悪いことも多く、逆に優良すぎて競争率が高まるケースも少なくありません。
仲介手数料が無料といっても、物件の条件はきちんとチェックしておきたいですね!
賃貸仲介手数料が無料になるからくり2つ
ここからは、賃貸仲介手数料が無料になる2つのからくりを詳しく確認していきましょう。
今後引っ越しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
広告料でカバーしている
広告料(通称:AD)は仲介手数料とは異なる報酬であり、基本的には大家から元付業者へ支払われます。
- 他の物件より優先的に仲介する対価として
- 賃貸契約に係る手続きの追加費用
そして、広告料は客付け業者に対する報酬として活用されるケースもあり、借り手から仲介手数料をもらわなくても収益を確保できるのです。
広告料は大家の義務ではなく、任意で発生する費用です。すべての物件に付いているわけではない点に注意しましょう。
原則として借り手が知る術はないものの、「仲介手数料無料ということは広告料が入るのかもしれない」という推測は立てられますね。
自社管理物件だから大家から賃貸仲介手数料がもらえる
不動産会社が自社管理している物件の場合は、借り手だけでなく大家に対しても仲介手数料を請求することができます。
- 自社管理(元付業者)の場合:大家と借り手の両方から仲介手数料がもらえる
- 客付け業者の場合:元付業者・大家に対して借り手を紹介する立場となるため仲介手数料は借り手側からしかもらえない
借り手側を無料にしても、きちんと大家から仲介手数料がもらえるということ!
もちろん、自社管理であれば大家と借り手両方から仲介手数料を得るのが理想的である一方、よりスピーディーに成約するように無料としている不動産会社も多いのです。
賃貸仲介手数料無料の物件を借りる時の注意点3つ
ここからは、賃貸仲介手数料が無料の物件を借りる時の注意点を解説します。
よりお得に理想の部屋を借りるためにも、ぜひ参考にしてください。
手数料無料の物件自体がそこまで多くない
まず結論として、賃貸仲介手数料が無料の物件自体がそこまで豊富ではなく、あまりこだわりすぎると部屋探しの効率が低下してしまう可能性があります。
- その他の希望条件と合致する物件が見つからない
- 手数料無料の物件を探すだけでも時間がかかる
時間をかけすぎると良質な物件は次々に成約してしまうので、全体的なバランスを見ながら進めてみてください。
どうしてもコストを削減したいのなら、元から仲介手数料をゼロ円にしている不動産会社を利用しましょう!
物件の条件が良くないケースがある
仲介手数料を無料にしてでも借り手を付けたいということは、その分物件の条件が良くない可能性もあります。
- 最寄駅から遠いなど、アクセスが不便なことがある
- 築年数が古く室内設備も古い
もちろん、すべての物件に当てはまるわけではありませんが、あらかじめきちんとリサーチするのがおすすめです。
できることなら、物件の条件に関わらず手数料をゼロ円にしている不動産会社を選びましょう。
申し込みが入りやすい
初期費用が安く済む物件は、言うまでもなく不動産市場でも人気が高いため、あっという間に先約が入ってしまう可能性があります。
- 1~3月の繁忙期
- アクセスが良い駅近物件
- デザイナーズマンションなど設備が人気の物件
どれだけ早く申し込めるかが重要なので、普段から欠かさず情報サイトをチェックしておくのがおすすめです。
率直に言って、成約する確率はあまり高くありません。事前に2~3件ほど候補を用意した方が良いでしょう。
賃貸仲介手数料がなぜ無料になるかのからくりを知れば初期費用を大幅に抑えられる
本記事では、賃貸仲介手数料が無料になるからくりと注意点を解説してきました。
- 広告料(AD):大家・管理会社から支払われる広告料で仲介手数料分をカバーしている
- 自社管理物件:自社管理物件の場合は大家からも仲介手数料をもらえるので借り手の分を無料にできる
仲介手数料が無料なら、賃貸契約の初期費用を大幅に削減できるため、3つのポイントに注意しながら部屋選びを進めていきましょう。
まるなげ賃貸なら、全国のどんな物件でも仲介手数料ゼロ円で仲介してもらえます!以下の記事を参考にさっそく問い合わせてみてください。