賃貸物件は自分一人でも選べますが、やはり理想の部屋を見つけるには物件探しのプロである「不動産会社」に手伝ってもらうのがおすすめです。
しかし、店舗型やオンラインを含めとても豊富な企業が存在することから、「どこにすれば良いか分からない」という方も少なくないでしょう。
インターネットはもちろん、自宅近くを歩くだけでも2~3軒は目にしますよね。
そこで本記事では、良い不動産会社の見分け方などを解説します。
- 良い不動産会社は3つのポイントから見分けられる
- 良い不動産会社は接客対応だけでなく身だしなみにも気を配っている
- 品質が悪い不動産会社に当たった時はすぐに乗り換えるのがおすすめ
当サイトではおすすめのオンライン賃貸についても紹介しているので、興味のある方は以下記事を参考にしてください!
いい不動産屋の見分け方3つ
昨今はインターネット環境が非常に整っているため、良い不動産会社を見分けるのはそこまで手間のかかる作業ではありません。
あらかじめ以下の方法を押さえておけば、効率的に選定していけるでしょう。
- TwitterなどのSNS・口コミサイトで生の評判をチェックする
- ホームページで宅建免許の更新回数を見る
- 実際に電話してみて対応してもらう
宅建免許は5年ごとに数字が1つずつ増えていく仕組みなので「数字が大きいほどに運営実績が長い」と判断できます。
【例:「東京都知事(〇)第□□□□□号」】
カッコ内の数字が2なら運営実績5年以上ということです!実績が長ければ優良というわけではありませんが、効果的な判断材料といえます。
さらに、TwitterなどのSNSで生の評判を調査し、電話して接客態度を体感すれば実態を掴むことが可能です。
仕事や家事の合間でも行えるため、ぜひ参考にしてください。
いい不動産屋の特徴4つ
ここからは、いい不動産屋の特徴を4つ解説します。
先ほどの見分け方を活用してしっかりチェックしましょう。
来店や申し込みを過度に急かさない
良い不動産会社は、電話で問い合わせた際に希望条件などをヒアリングし、的確な物件をピックアップしてくれます。
一方、サービス品質が粗悪な場合は、自社の土俵に持ち込もうと来店を急かすケースが多く、中には「この物件を借りたいならすぐに申し込みが必要」とプレッシャーをかけてくる業者も存在するのです。
- 空き室情報を聞いただけなのに来店を急かされる
- 希望条件をほぼ反映しない
率直に言うと、電話で接客態度が粗悪な不動産会社は対面でもさほど変わらないため、他社を検討した方が良いでしょう。
良い不動産会社はきちんと寄り添う姿勢で対応してくれますよ!
誇大広告を掲載していない
不動産業界では、公正取引協議会が定めている「特定用語の使用基準」によって、誇大広告を厳格に取り締まっています。
- 業界最安値・激安大特価・破格
- 業界一*・当社限定
- 完全・絶対など
*オリコン調査などのアンケート結果は除く
良い不動産会社は上記のような言い回しを避けている一方、集客目当てに極端なキャッチコピーを用いる業者も存在するのです。
実際のサービス品質は体感しないと分かりませんが、そもそもコンプライアンスを順守しておらず、その他の面でもルールを守らないリスクがあるため、最大限注意した方が良いでしょう。
自分の身を守るためにも、良い不動産会社に絞っておきたいですね。
スタッフの接客が丁寧
良い不動産会社はスタッフの接客が丁寧であり、身だしなみなども整っています。
- 接客時の言葉遣いが丁寧
- スーツがしわだらけではなく、靴も磨かれている
- 物件のメリット・デメリットを教えてくれる
- 質問に対して適格にアドバイスしてくれる
- 契約を過度に急かさない
理想の部屋を探すには、スタッフの品質が何よりも重要となるため、電話や店舗へ出向いた際は上記を参考にチェックしてみてください。
身だしなみや言葉遣いは意識の表れといっても過言ではありません。最初の挨拶の時点で細かく観察しましょう。
おとり物件がない
良い不動産会社は、表面的に好条件に見える「おとり物件」が存在せず、透明性の高い運営を徹底しています。
- 相場に見合わないほど条件が良い:駅から近いのに家賃がとても安いなど
- 内見に対応してもらえない:実際には契約できないため内見もできない
上記の特徴を持ったおとり物件は、ただ問い合わせを獲得するためだけに掲載されている物件情報であり、ほとんどの場合は店舗への来訪を急かされるでしょう。
すでに成約しているにも関わらず、問合せ段階では「まだ空き室です」と案内し、来店時点で「申し込みがあった」と手のひらを反す事例もあります!
もちろん、ただ成約済み物件を消し忘れているだけ、というパターンもあり得ますが、物件の条件が良すぎる場合は注意が必要です。
もし品質が悪い不動産屋に当たった時は
物件探しを進める中で、万が一「品質が悪い不動産会社」に当たってしまった時は、遠慮なく他社に乗り換えてしまいましょう。
- そもそも1社に絞る必要性がない
- 早い段階で切り替えた方が部屋探しの効率が上がる
- 理想通りの物件に巡り合える可能性が高まる
もちろん、断りを入れる時はきちんと申し出るのがマナーですが、その点にさえ注意すれば何社に問い合わせしても問題ありません。
むしろ、比較検証が行いやすくなるので、気になる不動産会社があれば積極的にコンタクトしてみてください。
申し訳なさを感じる必要は一切ないので、少しでも不安に感じたら他社に乗り換えましょう。
*一度契約してしまうと違約金が発生するため、必ず賃貸契約前にキャンセルしましょう。
いい不動産屋の見分け方は3つのポイントを押さえれば誰でも実践できる
本記事では、良い不動産会社の見分け方と特徴を解説してきました。
- TwitterなどのSNS・口コミサイトで生の評判をチェックする
- ホームページで宅建免許の更新回数を見る
- 実際に電話してみて対応してもらう
そして、もし品質が悪い不動産会社に当たった時は、遠慮なく他社に乗り換えて問題ないので、部屋探しの効率第一で進めていきましょう。
具体的なおすすめオンライン賃貸も紹介しているため、以下記事もぜひ参考にしてくださいね。