賃貸物件を選定する上では、衣類などをしまうクローゼットも重要なポイントですが、中には一切収納が設けられていないお部屋も存在します。
意外に見過ごしてしまう方も多いものの、いざ暮らしてみると「やっぱり不便だった」と感じる方も少なくありません。
どれだけミニマリストでも、仕事着や掃除道具を収納する場所は必要ですよね!
そこで今回は、クローゼットがない賃貸のデメリットや工夫を4つ解説します。
- クローゼットがなくても収納グッズをフル活用すれば快適に過ごせる
- クローゼットがないと部屋が散らかりやすいデメリットがある
- ロフトベッドやハンガーラックでデッドスペースを活用するのがおすすめ
クローゼットがないからといって不便な部屋というわけではありません!快適に過ごすためにもぜひ参考にしてくださいね。
クローゼットがない賃貸でも工夫次第で快適に過ごせる
クローゼットがない物件は、一見するととても不便に思えますが、以下のような工夫を実施することで十分快適に過ごすことができます。
- 収納が付いているベッドを購入する
- ハンガーラックを使う
- ロフトベッドでデッドスペースを有効活用する
- 宅配型トランクルームに預ける
いずれもコストがかかる一方、そこまで難しくはないので、誰でも簡単に試せるでしょう。
部屋の形状や予算に合わせて手法を切り替えてみるのがおすすめです!
クローゼットがない賃貸のデメリット3つ
ここからは、クローゼットがない賃貸のデメリットを確認していきましょう。
適切な工夫を施すためにも、ぜひ参考にしてください。
シンプルに服をしまう場所に困る
当然ながら、クローゼットがないということは「服をしまう設備自体」が存在しないので、以下のようなデメリットがあります。
- 収納グッズがないと床に直置きすることになる
- オフシーズンの服を保管するスペースがない
- たくさんの洋服をコレクションできない
特に、冬物のジャケットなどはとてもかさばるため、洋服好きな方は不便に感じるかもしれません。
収納グッズでオフシーズンの衣類を保管するにしても、長期的にスペースを消費し続けるのは少し気が引けますよね。
部屋が散らかりやすい
クローゼットなどの収納スペースがないと、「とりあえずしまっておく」というアクションが取れず、室内が散らかりやすくなってしまいます。
- 帰宅後に疲れて仕事着を室内に放置しがち(翌日そのまま着る)
- 不要なアイテムを室内に置いたままにしてしまう
もちろん、小まめに整理整頓していれば綺麗な状態は保てますが、仕事や学業で多忙な方は継続できないこともあるでしょう。
クローゼットがあれば、急な来客時も応急的に片づけられますよね!
収納グッズを置きすぎると室内がスッキリしない
収納グッズは、クローゼットがない物件において必須といっても過言ではありません。
しかし、あまり置きすぎると逆に室内スペースを圧迫してしまい、どこかスッキリしない印象になるでしょう。
- カラーボックス:積み重ねると圧迫感が生まれる
- ハンガーラック:意外にもスペースを取る
ワンルームなら、大きめのハンガーラックを置くだけでも室内が狭くなるので、グッズを選ぶ段階からきちんと寸法もチェックするのがおすすめです。
カラーボックスはあえて見せるインテリアの側面もあります。大きさだけでなく配置とデザインもこだわりたいですね!
クローゼットがない賃貸でできる4つの工夫
ここからは、クローゼットがない賃貸でできる工夫を4つ解説します。
少しでも快適に過ごすためにも、しっかり押さえておきましょう。
収納が付いているベッドを購入する
効率的に収納スペースを確保するには、引き出しなどが付いているベッドを購入するのがおすすめです。
- ベッドの土台部分が引き出しタイプの収納になっている
- 製品によってはソファとしても使える
シングルベッドでも十分な量の荷物をしまえますが、数万円程度のコストがかかる点には注意しましょう。
コスパを高めるには、ベッド・収納・ソファが一体になったものを選ぶのがおすすめです。
ハンガーラックを使う
ハンガーラックは、対応している衣類のジャンルや使い道が幅広いため、クローゼットがない物件では特に用意しておきたいグッズの1つです。
- アウター・スーツ・ダウンジャケットなどがかけられる
- ラック下部のデッドスペースに靴も置ける
- 室内干しにも使える
基本的に衣類を保管するグッズですが、上手くアレンジすれば靴も置ける万能アイテムといえます。
特別高価なものを用意する必要はないので、使い勝手の良いラックを選んでみてください。
ロフトベッドでデッドスペースを有効活用する
ロフトベッドとは、睡眠スペースが二階部分に設けられており、一階は収納ボックスや机などを置ける多機能家具です。
- 一階部分にカラーボックスなどを置く
- 一階にテレビや机を置いて居室全体のスペースを広くする
ロフトベッドなら、デッドスペースになりがちな室内の高い位置もフル活用できるため、より快適な空間を作り出せるでしょう。
一見高額なイメージもありますが、安いものは2万円程度で販売されていますよ!
宅配型トランクルームに預ける
カラーボックスやハンガーラックで室内スペースを消費したくないのであれば、宅配型トランクルームを検討してみてください。
- 自宅まで荷物を取りに来てくれる
- スマホから手続きするだけで荷物を送ってくれる
- 段ボール1箱あたり数百円から利用できる
通常のトランクルームももちろん有用ですが、自分自身で荷物を出し入れしなければならず、そもそも近所にないケースもあります。
一方、宅配型は日本全国に対応しているので、エリアを気にせず利用できるのも大きなメリットです。
最近は宅配型トランクルーム業者も増えてきているので、自身に合うところを選んでみましょう。
クローゼットがない賃貸ではスペースを有効活用する工夫が大切
本記事では、クローゼットがない賃貸のデメリットや4つの工夫を解説してきました。
- 収納が付いているベッドを購入する
- ハンガーラックを使う
- ロフトベッドでデッドスペースを有効活用する
- 宅配型トランクルームに預ける
クローゼットがない賃貸は室内が散らかりやすく、収納ボックスを置きすぎても逆にスッキリしない印象になってしまいます。
しかし、上記の工夫でデッドスペースをフル活用すれば、十分快適に過ごしていけるでしょう。
初めから収納が充実している物件を借りたい場合は、以下の東京ワンコイン賃貸に部屋探しをサポートしてもらうのがおすすめです!